ならいとは？意味・読み方・使い方

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ならい〔ならひ〕
の解説

冬に吹く強い風。海沿いの地でいい、風向きは地方によって異なる。ならい風。《季冬》「夕—一トきは月のほそりかな／万太郎」

カテゴリ

#季語（冬・天文）
#名詞

［季語］の言葉

［冬］の季語

［天文］の季語

ならい〔ならひ〕【習い／^▽慣らい】
の解説

１しきたりとなっていること。ならわし。習慣。「土地の—で盆は旧に行う」

２世間であたりまえであること。世の常。「栄枯盛衰は世の—」

３ならうこと。学ぶこと。
1. 「以て貿易不利にして帰り来らんとき狼狽せざるの—となし」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉

４秘事などを口授されて学ぶこと。また、その秘事や、古くからの言い伝え。
1. 「この御社の獅子の立てられやう、定めて—あることに侍らん」〈徒然・二三六〉

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ならいの前後の言葉

ならいの例文(43)

出典：青空文庫

･･･を踏みながら、水泳を習いに行く通りすがりに、嗅ぐともなく嗅いだ河･･･芥川竜之介「大川の水」
･･･を迎え、河童の言葉を習いました。いや、彼らばかりではありません。･･･芥川竜之介「河童」
･･･えども、漕ぎ行く船のならいにて、跡は白浪ばかりなり。」と云う･･･芥川竜之介「俊寛」

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