三時（さんじ）とは？意味・読み方・使い方

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さん‐じ【三時】
の解説

１零時から3時間たった時刻。→時 (じ)

２午後3時ごろに出す間食。おやつ。おさんじ。

３農業に大切な三つの季節。耕作の春、草取りの夏、収穫の秋のこと。

４インドで、熱時・雨時・寒時の3季節。

５仏語。
1. ㋐過去・現在・未来。
2. ㋑仏滅後の仏教の行われるさまを三つに分けたもの。正法 (しょうぼう) 時・像法 (ぞうぼう) 時・末法時。
3. ㋒昼夜を六時に分けた、晨朝 (じんじょう) ・日中・日没 (にちもつ) の昼三時と初夜・中夜・後夜の夜三時。
4. ㋓仏の教化 (きょうけ) の益について天台宗・日蓮宗で説く、三つの段階。法華経を信じうる種をまくこと、機を熟させること、解脱を得させること。種熟脱 (しゅじゅくだつ) の三時。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

三時のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［宗教・思想］の言葉

［仏教・儒教・ヒンズー教など］の言葉

三時の前後の言葉

三時の例文(4)

出典：青空文庫

･･･報が入りまして、この三時十分に動橋へ着きます汽車で、当方へおいで･･･泉鏡花「鷭狩」
･･･だったが、今日の午後三時までに近所の郵便局へ持って行けば、間に合･･･織田作之助「郷愁」
･･･の、厭なものは無い。三時の茶菓子に、安藤坂の紅谷の最中を食べてか･･･永井荷風「狐」

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