出典:gooニュース
売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開
18日の日本株市場は、売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開になりそうだ。17日の米国市場は、NYダウが45ドル安、ナスダックは181ポイント安だった。ASMLホールディングの予想を下回る決算が嫌気されるなか、エヌビディアなど他のハイテク株に売りが波及した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始時期が遅れるといった観測も根強く、相場の重荷となった。
日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
取引開始後は日経225先物は下げに転じたが、下値の堅い展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。
東京為替:ドル・円はこう着、下値の堅さを意識
それによりドル売りは後退し、下値の堅さが意識される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円60銭から154円73銭、ユーロ・円は164円19銭から164円49銭、ユーロ・ドルは1.0612ドルから1.0635ドル。
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