年寄（り）（としより）とは？意味・読み方・使い方

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とし‐より【年寄（り）】
の解説

１年をとった人。高齢の人。老人。

２武家時代、政務に参与した重臣。室町幕府の評定衆・引付衆、江戸幕府の老中、大名家の家老など。

３江戸幕府の、大奥の取り締まりをつかさどった女中の重職。

４江戸時代、町村の行政にあたった指導的立場の人。

５大相撲の関取以上の力士で、引退して年寄名跡を襲名・継承した者。日本相撲協会の運営や各部屋の力士養成に当たる。
1. →老人［用法］

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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年寄の例文(30)

出典：青空文庫

･･･僕の家の裏の向こうは年寄りの峯岸の家だったものである。僕の小学校に･･･芥川竜之介「追憶」
･･･欲張りもけちんぼうも年寄りも病人もこのころばかりは晴れ晴れとなって･･･有島武郎「燕と王子」
･･･た小僧の叔母にあたる年寄がある。　水の出盛った二時半頃、裏向の二･･･泉鏡花「絵本の春」

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