出典:gooニュース
機能性食品に「厳格ルールを」 専門家会合で消費者団体
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントによる健康被害問題を受け、消費者庁は24日、機能性表示食品制度の在り方を巡る専門家検討会の2回目の会合を開き、消費者団体などからヒアリングを実施した。団体からは「届け出制では安全が確保できない」「安全と品質を担保する厳格なルールの導入を」などの声が上がった。 主婦連合会は「あまりにも簡単に、品質をないがしろにしても機能を示せる制度だ
紅麹被害、実態解明急ぐ=機能性食品、制度見直し議論も―小林製薬公表から1カ月
厚生労働省は3月29日、健康被害が報告された機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」からプベルル酸が検出されたと発表した。確認されたのは昨年4~10月に製造された紅麹原料からで、同9月の製造分に最も多く含まれていた。さらに国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)の分析で、プベルル酸のほかに少なくとも二つの想定しない化合物が含まれていたことも判明し、特定を急いでいる。
機能性食品で「怪しい健康食品」を取り除いている 阪大・森下氏が指摘する「小林製薬問題」の本質
今回は機能性表示食品が悪者にされているが、もし一般のいわゆる健康食品だったら、もっと被害が拡大していたかもしれない。通常の食品には、健康被害の報告義務がないからだ。 機能性表示食品は健康被害の情報収集が義務付けられているから、早く被害に気づけた面もあるだろう。問題のサプリが機能性表示食品だったのは、不幸中の幸いとも言える。
もっと調べる