1. リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したものを竜胆 (りゅうたん) といい薬用。同科にはハルリンドウミヤマリンドウセンブリなども含まれる。えやみぐさ。にがな。ささりんどう。りゅうたん。りゅうどう。 秋》「—の日を失ひし濃紫/[下接句]誓子

  1. 襲 (かさね) の色目の名。表は蘇芳 (すおう) 、裏は青。秋に用いる。

  1. 紋所の名。1の花や葉を図案化したもの。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。