[動ガ五(四)]
1 上を向く。上方を見る。あおむく。「星空を―・ぐ」
2 尊敬する。敬う。「師と―・ぐ」
3 教え・援助などを求める。請う。「指示を―・ぐ」「助力を―・ぐ」
4 あおむいてひと息に飲む。あおる。「毒を―・ぐ」
出典:青空文庫
・・・「五歩の外に正陽門を仰ぐも、すでに門楼を見るべからず」と言うので・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・今まで太陽を仰ぐことが出来たのは己の慈悲だと思うがいい。B それ・・・ 芥川竜之介「青年と死」
・・・ことなきハムレットを仰ぐ時、人生の崇高と悲壮とは、深く胸にしみ渡・・・ 有島武郎「二つの道」