あかしかいきょう【明石海峡】
明石市と淡路島との間にある幅が約4キロの海峡。大阪湾と播磨灘 (はりまなだ) をつなぐ。古くから海上交通の要衝。両岸は白砂青松の景勝地として知られた。平成10年(1998)に明石海峡大橋が神戸市・淡路市間に架橋された。明石大門 (おおと) 。明石の門 (と) 。
あかしかいきょうおおはし【明石海峡大橋】
本州四国連絡橋ルートの一。明石海峡に架かる吊り橋で、兵庫県淡路市と兵庫県神戸市とを結ぶ。吊り橋としては世界最長の中央支間長(塔と塔との間の距離1991メートル)で、全長3911メートル。平成10年(1998)完成。→本州四国連絡高速道路株式会社
あかしげんじん【明石原人】
明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫 (なおらのぶお) によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確証はない。
出典:青空文庫
・・・ その内に思案して、明して相談をして可いと思ったら、謂って見さっ・・・ 泉鏡花「葛飾砂子」
・・・黒い毛氈の上に、明石、珊瑚、トンボの青玉が、こつこつと寂びた色で・・・ 泉鏡花「露肆」
・・・りだと言って、仔細は明しませんでございました、これは後の事を慮っ・・・ 泉鏡花「湯女の魂」