あくばとは？意味・読み方・使い方

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あく‐ば【悪馬】
の解説

癖の悪い馬。癇 (かん) の強い馬。あくめ。

あく‐ば【悪婆】
の解説

１心のよくない老女。意地の悪い老女。

２歌舞伎の役柄の一つで、悪事を働く中年女の役。毒婦の性格をもつ。生世話 (きぜわ) 狂言を特色づけた役柄で、扮装・演出にも定型がある。

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［歌舞伎・浄瑠璃］の言葉

あく‐ば【悪罵】
の解説

［名］(スル)口汚くののしること。また、その言葉。「聴衆の面前で—する」

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

あくばの例文(12)

出典：青空文庫

･･･つねに一言の悪罵を以て片づけられて来た。僕の作品はバイキンのよう･･･織田作之助「文学的饒舌」
･･･人と人との間の疑心、悪罵、奔走、駈引きは、そののち永く、ごたつい･･･太宰治「女の決闘」
･･･どのような悪罵を父から受けても、どのような哀訴を母から受けても、･･･太宰治「玩具」

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