- 「―なる柚 (ゆ) や梨などを」〈かげろふ・上〉
1 足で蹴ること。
2 他人にひどいことをすること。「人を―にする」
馬の毛色の名。栗毛 (くりげ) ・青毛・鹿毛 (かげ) の毛色に、年齢につれて白い毛がまじってくるもの。白葦毛・黒葦毛・連銭 (れんぜん) 葦毛などに分ける。
出典:青空文庫
・・・――馬車を牽いていた葦毛の馬は何とも言われぬ嘶きかたをした。何と・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・た牧野は、邪慳に犬を足蹴にした。犬は彼が座敷へ通ると、白い背中の・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
・・・、所きらわず殴ったり足蹴にしたりした。女は痛いといいつづけながら・・・ 有島武郎「カインの末裔」