[語素]《「あたし」とも》名詞の上に付いて、他の、よその、違っている、の意を表す。
  • 「逢ひがたき君に逢へる夜ほととぎす―時ゆは今こそ鳴かめ」〈・一九四七〉
[補説]一説に、シク活用形容詞ともされるが、「あだしく」「あだしき」などの確例はなく、「あだし妻」「あだし国人」など、他の名詞と合して用いられる。
[語素]名詞の上に付いて、むなしい、実 (じつ) がない、変わりやすい、の意を表す。
[補説]一説にシク活用形容詞ともされるが、「あだしく」「あだしき」などの確例はなく、「あだし心」「あだし言葉」など、他の名詞と合して用いられる。ただ、後世には、形容詞に活用させた用例も時にみられる。