1. (名詞の下に付き、接尾語的に用いて)無法な行いや強引な振る舞いなどで、損害を与えたり迷惑をかけたりすること。また、その者。「道場荒らし」「ビル荒らし」

  1. 電子掲示板(BBS)・チャットSNSなどインターネットを使ったコミュニケーションの場で、そこに集まる人々が不快に思う妨害行為を頻繁に行うこと。また、その人。

  1. 荒く激しく吹く風。雨・雪・雷を伴う場合にもいう。暴風。暴風雨。「花に嵐」

  1. 激しく乱すもの。また、事態や社会を揺るがす重大事。「拍手の嵐」「革新の嵐」「不況の嵐が吹き荒れる」

[補説]作品名別項。→
(嵐)島崎藤村の小説。大正15年(1926)「改造」誌に発表。母を失った子供たちの成長と巣立ちを見守る作者の心境を描く。
(あらし)《原題、(イタリア)Tempeste》イタリアの女流詩人・小説家、ネグリの詩集。1896年刊行。
(嵐)《原題、(イタリア)La tempestaジョルジョーネの絵画。カンバスに油彩。縦82センチ、横73センチ。牧人らしき若者と乳飲み子を抱く女性を描いたもの。ベネチア、アカデミア美術館所蔵。テンペスタ。ラ‐テンペスタ。
[連語]《動詞「あり」に推量の助動詞「らし」の付いた「あるらし」の音変化》あるらしい。
  • 「飼飯 (けひ) の海の庭よく―◦らし刈薦 (かりこも) の乱れて出づ見ゆ海人 (あま) の釣り船」〈・二五六〉
[補説]一説に、動詞「あり」の形容詞化ともいう。

出典:青空文庫