宮廷で、天皇に召された官人が口を覆って「おお」と応答すること。

「高く—してまかり立ちて」〈愚管抄・三〉

[補説]「称唯」を「いしょう」と転倒して読むのは、「譲位」と音が似ているので、それを避けたものといわれる。
  1. 《上半身につける「衣 (きぬ) 」と下半身につける「裳 (も) 」の意から》着物衣服。「馬子にも—」

  1. 儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服舞楽・能では、特に装束 (しょうぞく) という。「花嫁—」「舞台—」

法律で、隣り合った建物の所有者が敷地の境界の上に設けた塀・柵などの構築物のこと。「—設置権」

《「帷」はたれぎぬで、端女 (はしため) のいる所、「牆」は垣根で、臣下のいる所の意》侍女や近臣。また、そのいる所。

仏語。凡夫のこと。

別の呼び名。別称異名 (いみょう) 。

  1. 絵画詩文や催し物などで、工夫をめぐらすこと。趣向。「舞台照明に—を凝らす」

  1. 美術工芸・工業製品などで、その形・色・模様配置などについて加える装飾上の工夫。デザイン。

出典:青空文庫

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2023年12月