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[動サ四]

  1. 内にあるものを外の方へ移す。

    1. 「帳のうちよりも—・さず、いつき養ふ」〈竹取

  1. 出発させる。

    1. 「暁に船を—・して」〈土佐

  1. 差し出す。提供する。

    1. 「宮の、五節 (ごせち) —・させ給ふに」〈・九〇〉

  1. 新たに生じさせる。起こす。

    1. 「尊 (みこと) また火を—・されたりければ」〈平家・一一〉

  1. 声に表す。歌ったり吟じたりする。また、表情などにだす。

    1. 「拍子とりて梅が枝(=催馬楽ノ曲名)—・したるほど」〈梅枝

    2. 「色にも—・させ給はずなりぬるを」〈桐壺
  1. 動詞の連用形に付いて複合語をつくる。

    1. ㋐その動作が外に向かって行われる意を表す。「言い出だす」「眺め出だす」など。

    2. ㋑その動作によって結果が外に現れるようにする意を表す。「作り出だす」「染め出だす」など。

    3. ㋒その動作が始まる意を表す。「走り出だす」「歌い出だす」など。→だす

[動サ五(四)]溶かした金属鋳型に流し込み、ある形をつくり出す。
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