いち‐ぎ【一義】

の解説

1. １ 一つの意味。「一語—」

1. ２ 根本の意義。第一義。「美を—に置く主義」

1. ３ 一つの道理。一理。

   1. 「退いて愚案を加ふるに、—有りと存じ候」〈太平記・二四〉

類語

• 一理(いちり)

いち‐ぎ【一儀】

の解説

1. １ 一つの事柄。一件。

   1. 「この面 (かお) なめの—が済むと」〈二葉亭・平凡〉

1. ２ 性交・房事をさす婉曲 (えんきょく) な言い方。「—に及ぶ」

いち‐ぎ【一議】

の解説

1. １ 一度議論したり相談したりすること。一つの議論や意見。

1. ２ 別の意見。異論や異議。

   1. 「伯爵は—もなく、衆 (しゅう) 皆これに同ずるを」〈鏡花・外科室〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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