一身に味方なし
世の中には自分以外に頼りになるものはない。
いっしんさんがん【一心三観】
天台宗の観想法。一切の存在には実体がないと観想する空観 (くうがん) 、それらは仮に現象していると観想する仮観 (けがん) 、この二つも一つであると観想する中観 (ちゅうがん) を、同時に体得すること。円融三観。
いっしんじょう【一身上】
その人自身の身の上や境遇などに関すること。個人的な問題や事情。「—の都合」
いっしんでん【一身田】
古代、律令制の土地公有のとき、その人一代を期限として朝廷から租を免除されて賜った田地。いしでん。
いっしんどうたい【一心同体】
二人以上の人が心を一つにして行動すること。「夫婦は—」
いっしんに【一心に】
[副]ほかのことを考えずに心を一つに集中させるさま。いちずに。「—本を読む」「—神に祈る」
いっしんふらん【一心不乱】
[名・形動]心を一つの事に集中して、他の事に気をとられないこと。また、そのさま。「—に祈る」「—に研究する」