動詞い(忌)む」の連用形から》

  1. (斎)心身を清浄に保ち、けがれを避けて慎むこと。

  1. (忌み)死・不浄など、はばかりのあること。

  1. (忌み)人の死後、近親者が、しばらくの間家に慎みこもること。喪。喪中。忌 (き) 。「—が明ける」

  1. (忌み)陰陽道 (おんようどう) などで、ある方角・日取りなどをはばかって避けること。物忌み。かたたがえ。

    1. 「—もたがへがてら、しばしほかにと思ひて」〈かげろふ・中〉

  1. 他の語の上に付いて複合語をつくり、汚れを清めた、神聖な、の意を表す。「—火」「—殿 (どの) 」

普通のものとは違った味。珍しい味。珍しい食物。

[名](スル)
  1. 言葉が示す内容。また、言葉がある物事を示すこと。「単語の—を調べる」「愛を—するギリシャ語」

  1. ある表現行為によって示され、あるいはそこに含み隠されている内容。また、表現行為がある内容を示すこと。「慰労の—で一席設ける」「—ありげな行動」「沈黙賛成を—する」

  1. 価値。重要性。「—のある集会」「全員参加しなければ—がない」

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。