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いれる とは？ 意味・読み方・使い方

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い・れる【入れる／▽容れる】
の解説

［動ラ下一］［文］い・る［ラ下二］

  1. １ 外側にあるものを、ある範囲内、内側の場所に移す。

    1. ㋐外から中に移し置く。また、はいらせる。「冷蔵庫に—・れる」「部屋に風を—・れる」

    2. ㋑支払うべきものを納める。「家賃を—・れる」

    3. ㋒組織・集団などの一員とする。法律的に認めて、家族などの構成員とする。「寮に—・れる」「大学に—・れる」「籍に—・れる」

  1. ２

    1. ㋐ある範囲・数量に含める。「計算に—・れる」「私を—・れて五人」

    2. ㋑まぜる。「麦を—・れたご飯」

  1. ３ 間にはさむ。

    1. ㋐はめ込む。「窓枠にガラスを—・れる」「行間に—・れる」

    2. ㋑差しはさむ。「会議の途中で休憩を—・れる」「疑いを—・れる余地はない」

  1. ４ ある作用を加える。「文章に手を—・れる」「腐敗した政治にメスを—・れる」「テープにはさみを—・れる」「刻み目を—・れる」

  1. ５

    1. ㋐（容れる）認めて受け入れる。認めてやる。聞きいれる。「要求を—・れる」「人を—・れる度量がない」

    2. ㋑そうすることによって、受け入れてもらうように頼む。「詫びを—・れる」

  1. ６ 気持ちなどを集中させる。

    1. ㋐（多く「身をいれる」「気をいれる」の形で）熱心に物事に打ち込む。「練習に気を—・れる」「力を—・れる」

    2. ㋑（多く「念をいれる」の形で）手落ちのないよう、十分注意する。「戸締まりには念を—・れなさい」

  1. ７ 投票する。「一票を—・れる」

  1. ８ （「淹れる」「点れる」とも書く）湯を差して、茶などを出す。「コーヒーを—・れる」

  1. ９ 電流を通じさせたり、操作を加えたりして、電気・あかりなどをつける。また、作動させる。始動する。「スイッチを—・れる」「エンジンを—・れる」

  1. 10 相手に連絡する。「電話を—・れる」「第一報を—・れる」

類語
関連語
下接句

い・れる【煎れる／×炒れる／×熬れる】
の解説

［動ラ下一］

  1. １ いられている。いりあがる。「豆が—・れる」

  1. ２ いらいらする。じれる。

    1. 「傍ではらはらするほど、気が—・れて話がこじくれて来た」〈秋声・足迹〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

いれる の例文(35)

出典：青空文庫

  • ･･･ら、上衣の隠しに手を入れると、一挺のピストルを引き出しました。「こ･･･ 芥川竜之介「アグニの神」

  • ･･･彼は座敷に荷物を運び入れる手伝いをした後、父の前に座を取って、その･･･ 有島武郎「親子」

  • ･･･らしい運動の精神を享入れることを得しめた。遠くから眺めていると、自･･･ 石川啄木「弓町より」

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2025/03/10 06:15

出典：gooニュース

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