[名・形動]
  1. 異なる事物状態が数多いこと。また、そのさま。さまざま。種々。「虫の—」「—な品物を買う」

  1. さまざまの色。

    1. 「—の紙をつぎつつ手習ひをし給ひ」〈須磨

  1. 襲 (かさね) の色目の名。薄色萌葱 (もえぎ) 紅梅蘇芳 (すおう) などの、さまざまの色を重ねること。

    1. 「女房—を三つづつ匂はして」〈栄花・根合〉

[副]さまざま。あれこれ。種々。「—(と)やってみたが駄目だった」「種類が—(と)ある」
[用法]いろいろ・[用法]さまざま——「デパートにはいろいろ(さまざま)な品物がある」「人の生き方はいろいろ(さまざま)だ」などでは相通じて用いる。◇「いろいろお世話になりました」「いろいろと楽しかった」「いろいろ文句を言う」のように、日常的なことをあれこれまとめた表現には「いろいろ」を用いることが多い。◇「さまざま」は「人はさまざまに思い悩む」「地球上にはさまざまな言語が存在する」「さまざまなる意匠」のようにやや文章語的で、単に種類の多さだけでなく、一つ一つが異なっていることをも示す。

フィリピン中央部、ビサヤ諸島最西端のパナイ島都市。同島南東岸、ハロ川の河口位置し、港湾をもつ。対岸ギマラス島ネグロス島が浮かび、古くから開け、1930年代まで交易の拠点として発展。サンペドロ要塞モロ教会をはじめ、歴史的建造物が多く残っている。

出典:青空文庫

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2023年11月