因果の小車
原因と結果が永久に繰り返されるさまを、いつまでも止まらない車の輪にたとえていう。因果はめぐる小車。
因果の胤を宿す
密通した結果、妊娠する。
因果は皿の縁
因果のめぐり方は皿の縁を1周するほど速いというたとえ。因果は皿の端 (はた) 。
因果を含める
道理をよくよく言い聞かせて納得させる。やむをえない状況を説いてあきらめさせる。「—・めて二人を別れさせる」
いんがおうほう【因果応報】
仏語。前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。
いんがかんけい【因果関係】
1 二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。 2 犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の一つとして、ある行為と結果との間に存在していると認められるつながり。
いんがきょう【因果経】
「過去現在因果経」の略。
いんがし【印画紙】
写真で、陰画の原板を焼き付けて陽画を作るための感光紙。白黒用とカラー用がある。
いんがせい【因果性】
現象はすべて原因から生じる結果とみる場合に成立する両者の関係。事実間に成立する実在的なものと、命題間の理由と帰結という論理的なものとがある。因果関係。原因性。→結果 →原因
いんがてきめん【因果覿面】
悪事の報いとしての悪い結果がすぐに目の前に現れること。因果歴然。