上から目線
俗に、上の立場の者が下の者に対して示す言動。人に対して露骨に見下した態度を取ること。
上に立つ
集団のなかにあって、人を指導する立場にある。「—・つ者がしっかりするべきだ」
上には上がある
最高にすぐれていると思っても、さらにすぐれたものがある。うぬぼれや欲望を戒める言葉。
上見ぬ鷲
鷲は他の鳥を恐れず、警戒のために空を見上げる必要がない。何も恐れはばからぬさまをいう。上見ぬ鷹 (たか) 。
上よ下よ
「上を下へ」に同じ。
上を行く
他人より一段まさるようにふるまう。また、他よりまさっている。「販売力で—・く」
上を下へ
《上のものを下にし、下のものを上にする意から》入り乱れて混乱するさま。「—の大騒ぎ」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「上を下への大騒ぎ」と「上や下への大騒ぎ」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成18年度調査平成27年度調査上を下への大騒ぎ(本来の言い方とされる)21.3パーセント22.5パーセント上や下への大騒ぎ(本来の言い方ではない)58.8パーセント60.8パーセント
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掛値をする。元値に上乗せして売値とする。