[動ガ下二]《「うがつ」の自動詞形。上代は「うく」》
  1. 穴があく。くぼむ。また、出っぱったものが欠け落ちる。

    1. 「磯打つ波に当たりて大きに—・げたる岩穴あり」〈太平記・一八〉

    2. 「瘡 (かさ) ガ—・ゲタ」〈日葡
  1. (「目うぐ」の形で)無量の思いで遠望しつづけ、目がおちくぼむ。

    1. 「望めば、眼—・げぬべし」〈海道記

[名・形動]物事に疎く愚かなこと。愚鈍なこと。また、そのさま。

出典:青空文庫

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