うっとりとは？意味・使い方

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意味
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慣用句
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うっとり
の解説

［副］(スル)

１美しいものなどに心を奪われて、ぼうっとしているさま。また、気抜けしたさま。「音楽に—と聞きほれる」「—（と）したまなざし」
1. 「好い加減に頭が疲れて、皆—した心持になって黙って了う」〈風葉・青春〉

２気を失うさま。
1. 「迷倦 (めくらみ) を覚え、—として路傍に昏睡し」〈青木輔清訳・万国奇談〉

類語

恍惚(こうこつ)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

うっとりの例文(30)

出典：青空文庫

･･･彼女はしばらくはうっとりと、燦びやかな燈火を眺めていた。が、やがてそ･･･芥川竜之介「奇怪な再会」
･･･王生が、花磁盞を前にうっとりと、どこかの歌の声に聞き入っていると、陽･･･芥川竜之介「奇遇」
･･･内心そう思いながら、うっとり空へ眼をあげた。そうして今夜は人後に落ち･･･芥川竜之介「将軍」

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