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現在生きている身。うつせみ。

「こうして—の女の肉に引きずられる執念は」〈石川淳普賢

[補説]江戸時代の国学者が上代語の「うつしおみ」また「うつそみ」「うつせみ」の原形を「現し身」と考えて作り出した語。
書名別項。→うつしみ

上田三四二随筆昭和53年(1978)刊行副題「この内なる自然」。闘病を通じて死と向き合い、自然と身体の一体化を模索する自身の姿を描く。昭和54年(1979)、第7回平林たい子文学賞を受賞

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