1. 国などを治める人。

    1. ㋐一国の最高主権者。君主。国王。中国では、始皇帝以後「帝」より一級下の称号。

    2. 儒教で、道徳をもって天下を治める者。王者。

  1. 皇族で、親王宣下 (せんげ) のない男子。皇室典範では、天皇の3世(旧制では5世)以下の皇族男子。

  1. 同類中、またその道で最もすぐれているもの。「百獣の王」「発明王」

  1. 将棋の駒の王将

  1. 男の老人。おきな。

    1. ㋐接尾語のように用いて男の老人の敬称とする。「芭蕉翁」「福 (ふく) 翁」「沙 (さ) 翁(=シェークスピア)」

    2. ㋑単独で代名詞のように用いる。「翁の伝記を読む」

麻の生えている土地。

「桜麻 (さくらを) の―の下草露しあれば」〈・二六八七〉

[動ハ上二]草や木などが生ずる。生え伸びる。
  • 「ぬばたまの夜のふけゆけば久木 (ひさぎ) ―・ふる清き川原に千鳥しば鳴く」〈・九二五〉
[動ハ四]あ(会)う
[動ハ四]あ(合)う

[動ワ五(ハ四)]

  1. 背中や肩にのせる。背負う。「重い荷を―・う」

  1. 身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を―・う」「恨みを―・う」

  1. 傷を受ける。「重傷を―・う」「損害を―・う」

  1. お陰をこうむる。「先輩のご指導に―・うところが大きい」

  1. 後ろに位置させる。背景とする。「後ろに山を―・う」

  1. 借金する。

    1. 「その人は、わが金 (こがね) を千両―・ひたる人なり」〈宇治拾遺・一〉

  1. 名としてもつ。名前に適合する。

    1. 「名にし―・はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉

  1. ふさわしいさまである。適応する。

    1. 「文屋康秀 (ふんやのやすひで) は、ことば巧みにて、そのさま身に―・はず」〈古今・仮名序〉

[可能]おえる
[用法]おう・[用法]せおう――「負う」は文語的。話し言葉では多く「背負う」を使う。◇「負う」「背負う」には抽象的に負担する意味もあり、「責任を負う」「罪を負う」「一家を背負って働く」などと使われるが、「背負う」のほうが具体的動作を表す度合いが強い。傷・痛手については「負う」を用い、「背負う」は使わない。◇類似の語に「担 (にな) う」「担 (かつ) ぐ」がある。ともに、肩で重みを受けるようにして物を運ぶ意。「大きな荷を担う」「おみこしを担ぐ」、また、抽象的に「役割を担う」「次代を担う」などとも使う。

[動ワ五(ハ四)]

    1. ㋐先に進むものに行き着こうとして急ぐ。あとをついて行く。追いかける。「母親のあとを―・う幼な子」「逃走者を―・う」「機影をレーダーで―・う」

    2. ㋑目標となるものに至り着こうとする。また、あるものを得ようとする。追い求める。「理想を―・う」「世の流行を―・う」「掘り出し物を―・って古本屋をまわる」

    1. ㋐順序に従って進む。「順を―・って話す」「話の筋を―・ってみる」

    2. ㋑時間が経過するのに従って変化する。「日を―・って忙しくなる」

  1. 無理にその場所・地位などを去らせる。追い払う。追い立てる。「地位を―・われる」「子犬が―・っても―・ってもついてくる」「蠅 (はえ) を―・う」

  1. (「…に追われる」の形で)せきたてられて余裕のない状態である。「生活に―・われる」「仕事に―・われる」

  1. せきたてて先に進ませる。「牛を―・う生活」

  1. 目的の場所を目ざして進む。

    1. 「和泉の灘 (なだ) より小津のとまりを―・ふ」〈土佐

  1. 貴人の行列の先払いをする。先追う。

    1. 「容儀をいつくしく整へ、御さきに―・ひて」〈継体紀〉

[可能]おえる
[動ハ下二]お(終)える」の文語形。
[動ハ下二]あ(敢)う
[動ハ四]おお(覆)う」に同じ。
  • 「上 (ほ) つ枝は天 (あめ) を―・へり」〈・下・歌謡〉
[動ハ下二]あ(饗)う
[感]おお[感動詞]

〈皇〉⇒こう

〈黄〉⇒こう

出典:gooニュース

出典:青空文庫