おおえけんざぶろう【大江健三郎】
[1935〜2023]小説家。愛媛の生まれ。東大在学中に「飼育」で芥川賞受賞。新しい文学の旗手として認められる。豊かな想像力と独特の文体による、現代に深く根ざした作品を発表。平成6年(1994)ノーベル文学賞受賞。小説「個人的な体験」「万延元年のフットボール」のほか、ルポルタージュ「ヒロシマ・ノート」など。
おおえたく【大江卓】
[1847〜1921]政治家・実業家。土佐の人。神奈川県権令としてペルーの奴隷船から清国人を解放。1877年西南戦争に呼応して挙兵したが失敗し、翌年入獄。立憲自由党創立に参加したが、のち実業界に転じた。
おおえのあさつな【大江朝綱】
[886〜958]平安中期の学者。音人 (おとんど) の孫。文章博士 (もんじょうはかせ) 。参議。祖父音人を江相公と称するのに対し、後江相公という。著「後江相公集」。
出典:青空文庫
・・・私も、大兄お言いつけのものと同額の金子入用にて、八方狂奔。岩壁、・・・ 太宰治「虚構の春」
・・・前面、満目蘆花、一派大江、滔々滾々、正来潯陽江辺、只聴得背後喊叫・・・ 正岡子規「句合の月」