《古くは「おおち」》幅の広い道路。町中の大きな道。大通り。「都—」⇔小路 (こうじ) 

「あをによし奈良の—は行き良けどこの山道は行き悪 (あ) しかりけり」〈・三七二八〉

《「おおちち(大父)」の音変化》

  1. 父母の父。そふ。⇔祖母 (おおば) 

    1. 春宮の御—」〈桐壺

  1. 年をとった男。じじい。

    1. 「難波 (なには) の里に、—とうばと侍り」〈伽・一寸法師

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。