おこ‐づ・く

の解説

［動カ四］

1. １ ひくひく動かす。ぴくつかす。

   1. 「鼻のわたり—・きて、語りなす」〈源・帚木〉

1. ２ 勢いづく。調子づく。

   1. 「大石はづんで二つ三つ、どうどうどうと—・きて」〈浄・虎が磨〉

1. ３ 力む。

   1. 「さは言へ、とちょっと—・く」〈伎・韓人漢文〉

1. ４ ずきずき痛む。

   1. 「合戦のきず口—・き」〈浄・千本桜〉

おこ‐づ・く〔をこ‐〕【^▽痴付く／^×烏^×滸付く】

の解説

［動カ四］

1. １ 愚かしく見える。

   1. 「腰かがまりて—・きてなんありし」〈今昔・二八・二六〉

1. ２ ばかにする。

   1. 「男どもこれを聞きて—・き嘲 (あざけ) りて」〈今昔・一〇・三六〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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