[名]
  1. 力を加えること。

    1. ㋐上から重みをかけること。また、そのもの。おもし。「漬物に—をする」「ズボンの寝—」

    2. ㋑相撲で、四つ身にならず手のひらを相手に当てて前へ進むこと。

  1. 無理にでも自分意志を通そうとすること。また、その力。「—の強い人」

  1. わなの一。知らずに踏むとおもしが人や動物を打ち、圧死させる仕掛け。

    1. 「殿を作り、その内に—を張りて」〈・中〉

[接頭](押し)動詞に付く。
  1. 強力に、強引に、無理に、などの意を表す。「—つける」「—通す」

  1. 下に付く動詞の表す意味を強める。「—詰まる」「—黙る」

《「おうし」の音変化》口がきけないこと。→聾唖 (ろうあ) 聴唖 (ちょうあ) 

《「御祈り師」の意》

  1. 特定社寺に属し、信者のために祈祷 (きとう) を行い、参詣のために宿泊・案内などの世話をする下級神職伊勢神宮のものが有名。おんし。

  1. 祈祷専門にする神職や僧。

    1. 「この—は、まだ深からねばにや、西の間に遠かりけるを」〈玉鬘

オシドリ古名 冬》

[感]高貴な人が通るときや天皇に膳を供するとき、先払いが発する警告の言葉。警蹕 (けいひつ) の声。
  • 警蹕など—といふ声聞こゆるも」〈・二三〉

他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「—の主演ドラマ」

[補説]アイドルグループの中で最も応援しているメンバーを意味する語「推しメン」が流行したことから、多く、アイドルや俳優などについていう。

出典:gooニュース

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