おろしあえ【下ろし和え/卸し和え】
下ろし大根で野菜・きのこ・魚・貝類などをあえること。また、あえたもの。
おろしあゆみ【下ろし歩み】
足をまっすぐに踏み下ろしゆっくり歩く歩き方。遊女の歩き方。「—の道中は、花の立ち木のそのままに、ぬめり出でたる如くなり」〈浄・反魂香〉
おろしうり【卸売(り)】
[名](スル)生産者や輸入業者から大量の商品を仕入れ、小売商に売り渡すこと。また、その業種や業者。
おろしうりがし【卸売(り)菓子】
⇒流通菓子
おろしうりしじょう【卸売市場】
生鮮食料品などの卸売取引のための市場。
おろしうりぶっかしすう【卸売物価指数】
卸売り段階での物価の変動を測るための指数。日本銀行が基準年次・品目を定めて調査し、発表する。WPI(wholesale price index)。→消費者物価指数
おろしがね【下ろし金/卸し金】
大根・しょうが・わさび・山芋などをすり下ろす器具。金属・陶器などの板に、多くの小突起をつけたもの。
おろしぐすり【下ろし薬/堕ろし薬】
堕胎のための薬。
おろしごめ【下ろし米】
お下がりの米。「大饗 (たいきゃう) の—とて、給仕したる恪勤 (かくご) の者どもの食ひけるなり」〈宇治拾遺・一〉
おろししょう【卸商】
卸売りを業とする商人。卸売商。