女心と秋の空
女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空」が本来のかたち。
女賢しくて牛売り損なう
女が利口なようすをしてでしゃばると、かえってその浅知恵を見すかされて物事をやりそこなうことのたとえ。
女三人寄れば姦しい
《「女」の字を三つ合わせるとやかましい意の「姦」の字になるところから》女はおしゃべりで、三人集まるとやかましい。
女になる
1 成長して年ごろの女性になる。月経が始まり一人前の女性になる。 2 男性と肉体関係をもち、処女でなくなる。男を知る。
女の足駄にて作れる笛には秋の鹿寄る
女の色香に男は迷いやすいことのたとえ。
女の一念岩をも通す
女の執念が深いことのたとえ。
女の髪の毛には大象も繋がる
女は、男の心を引きつける強い力をもっていることのたとえ。
女の腐ったよう
ぐずぐずしていて優柔不断な男をあざけっていう言葉。
女の知恵は後へ回る
女は知恵の回りが遅く、事が終わってからいろいろと考えつく。
女は氏無くて玉の輿に乗る
女は生まれがよくなくても、容姿や運しだいで金持ちや貴人の妻になることもできる。