[名]
  1. おと。ねいろ。「ドの音」

  1. 人の口から発せられる言葉を構成する、一つ一つのおと。「『ひ』と『し』の音を混同する」

  1. 漢字の読み方の一。日本に伝来して国語化した漢字の発音。伝来した時代や、もとになる中国語の方言などにより、一つの漢字が数種の音をもつこともある。呉音漢音唐音などが主なもの。字音。漢字音。「音で読む」⇔訓 (くん) 

[接尾]助数詞。
  1. 言葉を構成する、一つ一つのおとを数えるのに用いる。「俳句は5・7・5の17音からなる」

  1. 音楽で、全音または半音を数えるのに用いる。「1音下げて歌う」

人から受ける、感謝すべき行為。恵み。情け。「恩を施す」

(梵)oṃの音写》インドの宗教や哲学で、神聖で神秘的な意味をもつとされる語。仏教でも、真言や陀羅尼 (だらに) の冠頭に置かれることが多い。帰命 (きみょう) ・供養あるいは仏の三身を表すとするなど、種々の解釈がある。

おす。お。⇔雌 (めん) 

「―はいないのだが、どこかで子種をもらって来たよ」〈志賀暗夜行路

[名](スル)
  1. スイッチが入った状態。機械などが作動中の状態。⇔オフ

  1. ゴルフで、ボールがグリーンにのること。「第2打でオンする」

  1. 《「オンタイム」の略》仕事中であること。「オンとオフを切り替える」⇔オフ

  1. 他の外来語の上に付いて、上にある、接している、その状態にあるなどの意を表す。「オンザロック」「オンライン」

[補説]3は日本語での用法。
[接頭]《「おおん」の音変化》名詞に付いて、尊敬(相手への尊敬を含む)の意を表す。「お」よりも敬意が強く、やや改まった場合に用いられる。「御身」「御礼」
[補説]中古の「御」は「おおん」と読むのが妥当とされる。中世ごろには「御所ざまの御やうも御 (おん) ゆかしくて」〈とはずがたり・五〉のように形容詞(さらに形容動詞など)に付くこともあった。→おおん

〈怨〉⇒えん

〈苑〉⇒えん

〈園〉⇒えん

〈遠〉⇒えん

〈厭〉⇒えん

〈陰〉⇒いん

〈飲〉⇒いん

〈隠〉⇒いん

〈蔭〉⇒いん

出典:青空文庫