[名]うで」の古い言い方。肩からひじまでの部分。二の腕。また、肩から手首までの部分もいう。うで。
[接尾]助数詞。手を動かして舞うところから、舞の手を数えるのに用いる。
    1. 「二—三—舞ひかけって」〈盛衰記・三〉

連語

  1. 《「かい」「な」は、ともに終助詞》疑いの意を込めて念を押す意を表す。

    1. 「ここでお雇いなさるの—」〈滑・膝栗毛・七〉

  1. 《「さうかいな」または「さやうかいな」の略》軽く疑いながら応答するときの語。そうかな。そうかなあ。

    1. 「—、こちゃまた風負けせいでえいかと思うた」〈滑・浮世風呂・二〉

出典:青空文庫

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