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かけ とは？ 意味・読み方・使い方

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かけ【欠け／×缺け／×闕け】
の解説

  1. １ 完全なものの一部分がなくなること。「月の満ち—」

  1. ２ かけて、取れた部分。かけら。「瓦 (かわら) の—」

かけ【掛（け）／懸（け）】
の解説

［名］

  1. １ 売り値に対する卸値。また、本来の値段に対する、値引きして売る値段の割合。

  1. ２ 「掛け売り」「掛け買い」の略。「—で買う」

  1. ３ 「売掛金」「買掛金」の略。「—がたまる」

  1. ４ 「掛け蕎麦 (そば) 」「掛け饂飩 (うどん) 」の略。

  1. ５ 「打ち掛け」の略。

    1. 「黒塗りの箪笥 (たんす) から—を出して女に着せた」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉

  1. ６ 「掛け布団 (ぶとん) 」の略。

  1. ７ 相撲で、足を相手の足に掛けて倒す技の総称。内掛け・外掛けなど。

  1. ８ 女帯の、締めはじめるほうの端。

  1. ９ 名詞について、かけること。また、かけるもの。「洋服—」

  1. 10 言葉に掛けて言うこと。

    1. 「児 (こ) らが名に—のよろしき朝妻の片山崖 (ぎし) に霞たなびく」〈万・一八一八〉

  1. 11 掛け緒。

    1. 「折烏帽子に—して」〈義経記・二〉

［接尾］

  1. １ 動詞の連用形に付く。

    1. ㋐動作が途中である意を表す。「読み—」「食べ—」「吸い—」

    2. ㋑その動作が起ころうとする直前の状態であることを表す。「つぶれ—」

    3. ㋒その動作のついでである意を表す。「帰り—」

  1. ２ 助数詞。

    1. ㋐一人で担ぐ程度の物を数えるのに用いる。

      「衣櫃 (きぬびつ) 二—にてあるを」〈源・松風〉

    2. ㋑細長いものを数えるのに用いる。

      「中御門御亭へ馬手綱、二—、弁に一—」〈言継卿記〉

    3. ㋒掛け鯛を数えるのに用いる。

      「親仁には、角樽一荷に塩鯛一—、銀一枚」〈浮・永代蔵・六〉

かけ【駆け／×駈け】
の解説

  1. １ 敵陣に突入すること。

    1. 「義助の二度の—に、さしもの大勢戦ひ疲れて」〈太平記・一四〉

  1. ２ 馬を速く走らせること。駆け足。

    1. 「お馬は少し老けたれども—に早く、駻 (かん) おちず」〈浄・大磯虎〉

かけ【賭（け）】
の解説

《「掛け」と同語源》

  1. １ 勝負事や当て事に金品を出し合い、勝った者がそれを取る約束で争うこと。また、その金品。かけごと。「—に勝つ」「—をする」

  1. ２ 結果は運にまかせて、思い切って物事をすること。「大きな—に出る」

類語

かけ【▽鶏】
の解説

《鳴き声からという》ニワトリの古名。

「庭つ鳥—は鳴く」〈記・上・歌謡〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

かけ の慣用句・熟語(2)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2025/03/09 11:30

出典：gooニュース

かけ の例文(70)

出典：青空文庫

  • ･･･段ずつ、薄暗い梯子を駈け上りました。そうして婆さんの部屋の戸を力･･･ 芥川竜之介「アグニの神」

  • ･･･ると、ほんとうの歯の欠けたのだった。自分は少し迷信的になった。し･･･ 芥川竜之介「子供の病気」

  • ･･･門の下で、この男には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこ･･･ 芥川竜之介「羅生門」

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