馬の毛色の名。体は鹿に似た褐色で、たてがみ・尾、足の下部などが黒い。
《「陰」と同語源》
1 日・月・星・灯火などの光。「月の—」「木陰にまたたく灯火 (ともしび) の—」
3 目に見える物の姿や形。「どこへ行ったのか子供たちの—も見えない」
5 心に思い浮かべる、人の顔や姿。おもかげ。「かすかに昔日の—を残す」
8 つきまとって離れないもの。
「寄るべなみ身をこそ遠く隔てつれ心は君が—となりにき」〈古今・恋三〉
9 やせ細った姿のこと。
「恋すれば我身は—となりにけりさりとて人に添はぬものゆゑ」〈古今・恋一〉
11 よく似せて作ったもの。模造品。
「誠の小水竜は、蔵に納め—を作りて持ったる故」〈浄・五枚羽子板〉
12 江戸時代、上方の遊里で揚げ代2匁の下級女郎。