[名](スル)下へ向かって移動、または、変化すること。「飛行機が—する」「支持率が—する」⇔上昇
  1. 火山の、噴出物が放出される開口部。噴火口。

  1. ボイラーの火のたき口。

火薬爆薬を詰めること。また、その作業をする人。

炎が出す光。また、灯火の光。

「—は湿を帯びて焔青く」〈織田訳・花柳春話

[名](スル)
  1. 原料素材に手を加えて新しい物を作ること。細工をすること。「—を施す」「魚を—して練り製品を作る」「—品」「食品—」

  1. 法律で、他人の動産工作を加えて、新たな加工物を作ること。加工物の所有権は原則として材料の所有者に属する。

[名](スル)助力すること。法律では、犯罪に加担することをいう。
  • 「ハルマ釈辞の書は、彼が—して、其の業を助成せりとなり」〈蘭学事始
[名](スル)実際にはないことを存在するものとして仮に作り設けること。想像によってつくり出すこと。また、そのもの。虚構。「—の世界
  1. 花の香り。

  1. 仏前霊前にそなえる花と香。

    1. 「仏に—奉り」〈盛衰記・二〉

花の咲くころ。はなどき。

うまい酒のさかな。おいしい料理。「珍味—」

河川が海や湖に注ぎ入る所。かわぐち。

河口または河岸に造られた港。

材を組み立ててつくった構造物。

《「華」の字を分解すると六つの「十」と「一」とになり、「甲」は甲子 (きのえね) で十干十二支のそれぞれの最初を指すところから》数え年61歳の称。華年 (かねん) 。還暦

楽府 (がふ) の一体。同じ題が南北朝以前の楽府になく、古体詩で七言長編が多い。

歌の草稿。歌の下書き。詠草

律令制で、調 (ちょう) 庸 (よう) 雑徭 (ぞうよう) 負担する者。17歳以上の男子で、正丁 (せいてい) 老丁中男 (ちゅうなん) 残疾 (ざんしつ) の4種がある。課丁 (かてい・かちょう) 。

[動ワ五(ハ四)]

  1. 外部からそこなわれないように、まわりを取り巻く。中に取り込めて、外との境を作る。「敷地を塀で—・う」「庭木を—・う」

  1. 人目から隠しておく。かくまう。「犯人を—・う」

    1. 小銭を—・って」〈真山・男五人〉

  1. 人に知られないようにして世話をする。「妾 (めかけ) を—・う」

  1. 野菜や果物を保存処置をして蓄える。貯蔵する。「ネギを—・う」

  1. かばう。たすけ守る。

    1. 「姫を—・ひ奥へ入り給ふを」〈伎・壬生大念仏〉

[可能]かこえる

火山火口内、または周辺部に新たに形成された小さい噴出口。

[名](スル)地下資源を掘り取ること。採掘。「現に—されている炭鉱

下部の後方。

出典:青空文庫

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