兵庫県北部、美方郡香美 (かみ) 町北部の地名。旧町名。日本海に臨み、イカ・マツバガニの漁獲が多い。奇岩の多い岩石海岸が続き、景勝地。

  1. 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村

  1. (「翳み」と書く)視力が衰えて、物がぼんやりと見えること。「目に—がかかる」

  1. 色紙・短冊などの上方を絵の具や金粉などでぼかした模様大和絵では場面転換や空間奥行などを示すために雲形に描かれる。

  1. 衣類などが日に焼けて変色すること。

    1. 袖口の毛繻子に褐色 (ちゃ) の—が来て居るのを」〈緑雨・油地獄〉

  1. 朝または夕方、雲に日光が当たって赤く見える現象。朝焼けや夕焼け。〈和名抄

  1. 酒のこと。

    1. 「—を入るる徳利一対」〈大句数・五〉

[補説]1は、平安時代ごろから春のは霞、秋のは区別されるようになったが、上代では、その区別は定かでなく、春秋どちらにも両者が使われていた。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。