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辞書
《動詞「か(糅)つ」(下二)の連用形から》飯を炊くとき量を増すために混ぜて加えるもの。また、それを加えた飯。かてめし。
「南京米と—の飯は、喰ったことがねえ男だ」〈魯文・安愚楽鍋〉
《「かりて(糧)」の音変化》
1 食糧。食物。「その日の—にありつく」
2 精神・生活の活力の源泉。豊かにし、また力づけるもの。「音楽は心の—」
3 古代、旅などに携帯した食糧。干し飯 (いい) の類。
「—つきて、草の根をくひものとしき」〈竹取〉
《係助詞「か」に接続助詞「とて」の付いた「かとて」の音変化。関西方言》
1 逆接の仮定条件を表す。たとえ…しても。「雨が降った—行きます」
2 逆接の確定条件を表す。…のに。…けれども。「呼んだ—返事せんかったやないか」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
糧を棄て船を沈む
《楚の項羽が鉅鹿 (きょろく) の戦いで、川を渡るのに使った船を沈め、釜を壊し、小屋を焼いてから戦い、秦の軍に大勝した「史記」項羽本紀の故事から》決死の覚悟で戦いに臨むたとえ。
糧
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