金を回す
1 必要とするところへ金を貸したり、与えたりする。「友人から—・してもらう」 2 利潤をあげるために、金を投資する。
鉦太鼓で探す
《迷子を探すときに、鉦や太鼓を打ち鳴らしたところから》大ぜいで大騒ぎをして方々を探し回る。鉦や太鼓で探す。「嫁さんなんて—・したって見つかるものではない」
鐘に恨みは数数ござる
長唄「京鹿子娘道成寺 (きょうがのこむすめどうじょうじ) 」の一節。恋慕の相手、僧安珍を隠した鐘に対する清姫の恨みをいうくだりの「鐘」に「金」をかけて「金に恨みは」と語呂合わせに用い、金銭に対する恨みをいうようになった。
鐘も撞木の当たりがら
《鐘の音のよしあしは撞木の当たりぐあいによるところから》接し方しだいで反応も変わってくるということ。また、連れ添う相手しだいでよくも悪くもなるということ。
鉦や太鼓で探す
⇒鉦太鼓で探す
金が落ちる
その場所で金が使われる。「観光地に—・ちる」
金を落とす
その場所で金を使う。「年間3000万人もの観光客が—・す」