[名](スル)誕生日または新年を迎えて、年齢が増加すること。加年。

めでたい先例。吉例 (きちれい) 。

  1. 皇族や華族の家の事務・会計を管理し、使用人の監督に当たった人。

  1. 律令制で、一品 (いっぽん) 以下四品 (しほん) までの親王・内親王家、および三位以上の公卿の家で、家務を総括した職員。けりょう。

  1. その家に代々伝わる特別なしきたり・慣習。

    1. 「―として…家族が揃って遊びに出る日の出来事」〈漱石・彼岸過迄〉

  1. 決まり。例。

    1. 「きゃつは―の情強 (じゃうごは) でおぢゃる」〈狂言記・宗論

  1. 過度に冷やすこと。

  1. 過冷却」に同じ。

長生きをすること。長寿。

「猿楽は是―延年の方なればとて」〈太平記・二三〉

かれいい」の音変化。

「常知らぬ道の長手をくれくれといかにか行かむ―はなしに」〈・八八八〉

カレイ目カレイ科の海水魚の総称。体は楕円形で、側扁が著しい。頭部が右にねじれ、両眼が体の右側にあり、背びれとしりびれが体に沿って長い。有眼側は砂泥に似た褐色、無眼側は白色。海底に有眼側を上にして横たわる。マガレイイシガレイマコガレイムシガレイなど。食用。

[名・形動]

  1. 整っていて美しいこと。また、そのさま。

    1. 「五街の楼館互に―を競う」〈服部誠一・東京新繁昌記〉

  1. 美しい女性。美女。

    1. 「後宮の―多き中に」〈浄・鵜羽産家〉

[名・形動]はなやかで美しいこと。はでやかなこと。また、そのさま。「華麗な舞踏会」
[派生]かれいさ[名]

出典:青空文庫