可愛可愛は憎いの裏
心の中では憎んでいながら、口先で盛んにかわいいと言うこと。また、過度の愛情は、憎悪に変わりやすいということ。
かわいえいじろう【河合栄治郎】
[1891〜1944]経済学者・思想家。東京の生まれ。東大教授。理想主義的自由主義の立場からマルクス主義にもファシズムにも反対した。昭和13年(1938)著書発禁、翌年休職処分となった。
かわいかんじろう【河井寛次郎】
[1890〜1966]陶芸家。島根の生まれ。柳宗悦 (やなぎむねよし) ・浜田庄司らと民芸運動を興した。素朴で重厚な作風で、釉 (うわぐすり) に特色がある。
かわいすいめい【河井酔茗】
[1874〜1965]詩人。本名、又平。大阪の生まれ。文庫派の中心として多くの後進を育成。詩集「無弦弓」「塔影」「霧」、随筆「酔茗詩話」、評論「明治代表詩人」など。
かわいそら【河合曽良】
[1649〜1710]江戸前期の俳人。信濃の人。旧姓、岩波。芭蕉の弟子で、「奥の細道」の旅に随行、その時の日記を残した。句集に「雪まろげ」がある。
かわいたけお【河合武雄】
[1877〜1942]新派俳優。東京の生まれ。本名、内山武次郎。女形として活躍し、美貌とはでな芸風で人気を集めた。
かわいつぐのすけ【河井継之助】
[1827〜1868]幕末の越後長岡藩家老。名は秋義。号、蒼竜窟。継之助は「つぎのすけ」とも。山田方谷らに学び、長崎にも遊学して開国論者となる。藩政改革に成功し、洋式兵法を導入。
かわいりゅう【河井流】
日本泳法の一流派。加藤清正の家臣河井幸篤 (かわいゆきあつ) を祖とする。