かんがくえ【勧学会】
康保元年(964)に慶滋保胤 (よししげのやすたね) らの始めた、一種の念仏結社。3月と9月の15日に、比叡山の僧20人と大学寮北堂の学生20人が会して、朝に法華経を講じ夕に念仏を唱え、その間に法華経の経文を題として詩を作ったりした。
かんがくしゃ【漢学者】
漢学1の学者。
かんがくでん【勧学田】
平安時代、大学寮・典薬寮・陰陽寮 (おんようりょう) などの学生の、食料・費用などをまかなうために設けられた田。学田。
かんがくは【漢学派】
中国、清代の一学派。訓詁を重んじ、漢・唐代の学問を尊重する学派。日本では、江戸時代の新注・古義学などに対抗して興った太宰春台 (だざいしゅんだい) ・狩谷棭斎 (かりやえきさい) などの学派。