鍼術 (しんじゅつ) で金属製の管に入れ、その端を指でたたいて患部に刺し込む鍼 (はり) 。江戸時代、杉山検校 (けんぎょう) の創始したもの。くだばり。

[名](スル)《「かんじん」とも》
  1. 納得すること。同意すること。

    1. 「その価値 (あたい) で—して、やってやる積に約束した」〈逍遥当世書生気質

  1. 快く思うこと。満足すること。感服すること。

    1. 「先言 (せんげん) 耳にあり、いまもって—す」〈平家・三〉

ひねくれて悪賢い心。

邪悪な心を持った家来

あせも」に同じ。

考え調べて、申し上げること。また、勘申 (かんじん) のこと。

[名](スル)恐れや不安の念で、ぞっとすること。「—に堪えない」

俗事から離れた閑雅な心。

「この道はひとへに—のもてあそびなる故に」〈ささめごと

[名](スル)
  1. りっぱな行為や、すぐれた技量に心を動かされること。心に深く感じること。感服。「うまいことを言うものだと—する」「あまり—できないやり方だ」

  1. (逆説的に用いて)あきれること。びっくりすること。「ばかさかげんに—する」

[形動][文][ナリ]りっぱであるとして褒められるべきさま。「親思いの—な少年

ある物事に特に心を引かれ、注意を向けること。「政治に—がある」「幼児教育に—が高まる」「周囲の—の的」

喜ぶ気持ち。うれしいと思う心。「意中の人の—を得る」

主君諫言 (かんげん) する家臣

人君にして—がなければ正を失い」〈中島敦・弟子〉

地震の揺れを感じること。

BCGワクチンの接種に用いられる器具。9本の針を植え込んだ直径2センチメートルの円筒状のもので、ワクチンを塗布した皮膚にこれを押し当てることで経皮的に接種する。→はんこ注射

出典:青空文庫

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