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辞書
巻物や書物の終わりの部分。巻末。⇔巻首。
軍艦の後尾の部分。⇔艦首。
［名・形動］
１ 味が程よく甘くて、うまいこと。また、そのさま。「—な菓子」
２ 心地よくうっとりとした気持ちにさせること。また、そのさま。「—な夢」「—な音楽」
１ 完全で美しいこと。また、そのさま。
「瑕 (きず) なき—なる玉の如きは」〈逍遥・当世書生気質〉
２ 完全に充実すること。また、そのさま。
「尤も代議制の—した英国でも」〈魯庵・社会百面相〉
出典：デジタル大辞泉（小学館）
かんびか【完備花】
⇒完全花 (かんぜんか)
出典：青空文庫
･･･ような、一種訝かしい甘美な気持が堯を切なくした。 何ゆえそんな空･･･ 梶井基次郎「冬の日」
･･･着いた絵葉書のように甘美な思い出にさえなっていた。白い夕立の降り･･･ 太宰治「姥捨」
･･･「甘美なる恋愛」の序曲と称する「もののはずみ」とかいうものの実況･･･ 太宰治「チャンス」
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完美
巻尾
甘美
艦尾
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