1 固定されていないで緩んでいるさま。ぐらぐら。「奥歯が―する」
2 寒さや恐ろしさ、疲労などで、からだの一部が小刻みに震えるさま。「脚が―(と)震える」「ひざが―する」
1 1に同じ。「机のあしが―になる」
2 2に同じ。「ひざが―になる」
[アクセント]はガクガク、
はガクガク。
出典:青空文庫
・・・末弟は、更にがくがくの論を続ける。「空論をお話して一向とりとめがない・・・ 太宰治「愛と美について」
・・・の膝頭が、さっきからがくがく震えているじゃありませんか。」「けしから・・・ 太宰治「黄村先生言行録」
・・・がしらが音のするほどがくがくふるえた。私の眼が、だんだん、うすくらが・・・ 太宰治「断崖の錯覚」