がっこうしんりし【学校心理士】
学校生活におけるさまざまな問題について、子供や保護者・教師・学校に対して、学校心理学の知識と技能をもとに、アセスメント・コンサルテーション・カウンセリングなどを通して、心理教育的援助サービスを行う専門職。一般社団法人学校心理士認定運営機構が認定する資格。
がっこうしんりしにんていうんえいきこう【学校心理士認定運営機構】
学校心理士の資格認定を行う組織。平成9年(1997)学校心理士資格認定委員会として発足。平成14年(2002)日本教育心理学会・日本特殊教育学会・日本発達障害学会・日本発達心理学会・日本LD学会が連携し認定運営機構を創設。その後、日本学校心理学会・日本応用教育心理学会・日本生徒指導学会・日本学校カウンセリング学会が参加。平成23年(2011)より一般社団法人。JOSP(Japanese Organization of School Psychologists)。
がっこうきゅうしょくひ【学校給食費】
学校給食にかかる経費のうち、保護者が負担する費用。主に食材費で、施設費・設備費・人件費などは学校の設置者が負担する。学校給食法に規定。
がっこうきゅうしょくほう【学校給食法】
学校給食および学校給食を活用した食に関する指導の実施に関して必要な事項を定めた法律。昭和29年(1954)成立。
がっこうきほんちょうさ【学校基本調査】
学校基本統計を作成するために、文部科学省が毎年行う基幹統計調査。幼稚園から大学まで全国のすべての学校を対象に、学校数・学級数・在学者数・教職員数・卒業後の状況・施設・経費等について調査する。第1回の調査は昭和23年(1948)。
がっこうきほんとうけい【学校基本統計】
学校数・在学者数・教職員数など、学校教育行政に必要な基本的事項の把握を目的とする、国の基幹統計。文部科学省が学校基本調査を行って作成する。 [補説]教育行政施策の検討・策定や地方交付税・補助金の算定などの基礎資料として利用される。
がっこうきょういんとうけい【学校教員統計】
学校の教員構成や、教員の個人属性・職務態様・異動状況等の把握を目的とする、国の基幹統計。文部科学省が学校教員統計調査を行って作成する。 [補説]教員の養成・免許制度の検討など教育行政の基礎資料として利用される。
がっこうきょういんとうけいちょうさ【学校教員統計調査】
学校教員統計を作成するために、文部科学省が3年ごとに行う基幹統計調査。幼稚園から大学まですべての学校種を対象に、無作為抽出による標本調査と全数調査を併用し、学校に在籍する男女別・年齢別の教員数や、教員の個人属性(性別・年齢・職名・勤務年数・免許教科等)や勤務様態(担当授業時数・給料月額等)、異動(採用・転入・離職等)の状況について調査する。昭和22年度(1947)に始まった学校教員調査と昭和28年度(1953)に始まった学校教員需給調査を統合し、昭和46年度(1971)から現名称。
がっこうほけんとうけい【学校保健統計】
学校における幼児・児童・生徒の発育・健康状態の把握を目的とする、国の基幹統計。文部科学省が学校保健統計調査を行って作成する。 [補説]学校保健に関する施策や学校での指導の基礎資料として利用される。
がっこうほけんとうけいちょうさ【学校保健統計調査】
学校保健統計を作成するために、文部科学省が毎年行う基幹統計調査。全国から無作為に抽出した学校を対象に、各学校での健康診断の結果に基づいて、身長・体重・座高および栄養状態・視力・聴力・疾患の有無などを調査する。明治33年(1900)に生徒児童身体検査統計として始まり、昭和23年(1948)に学校衛生統計と改称。昭和35年(1960)から現名称。