[名](スル)きちんとすわること。正座。端座。
  • 「寂然 (じゃくねん) と―して」〈露伴・寝耳鉄砲〉

きざみつけた筋。きざみめ。

「引かかるよう、―が入れてあるのじゃから」〈鏡花高野聖

もとの座に帰ること。特に、神などがもとの御座所に帰り鎮座すること。

「東大寺の神輿、東寺の若宮より―の時」〈徒然・一九六〉

[名](スル)
  1. 起きあがってすわること。

  1. 座を立つこと。

    1. 「威儀師覚俊―して、南の弘庇 (ひさし) に出でて」〈盛衰記・三〉

[名](スル)ひざまずくこと。
  • 「仏間にはいって行き、―合掌して念仏を称 (とな) えたのだから」〈里見弴・安城家の兄弟〉

足を投げ出して座ること。箕踞 (ききょ) 。

[名・形動]《「きざわ(気障)り」の略》
  1. 服装や言動などが気どっていて嫌な感じをもたせること。また、そのさま。「気障な話し方」

  1. 気にかかること。心配なこと。また、そのさま。

    1. 「化物が…顕れているのぢゃあねえかと思ふから、些 (ちっ) と―なところがあらあな」〈滑・七偏人・五〉

  1. 不快な感じを起こさせること。また、そのさま。

    1. 「そのすうすうとすすり込む音が何分 (なにぶん) ―だ」〈滑・浮世風呂・四〉