昨日の今日
事が起こってから1日しかたっていない今日。「—なのにもう言うことが違う」
昨日のつづれ今日の錦
昨日までみすぼらしい身なりをしていた者が、今日はりっぱな服装をしていること。栄枯盛衰の激しいことのたとえ。
昨日の敵は今日の友
昨日までは敵だった者たちでも、事情が変わって今日は味方同士になること。人の心や運命がうつろいやすく、あてにならないものであることのたとえ。昨日の友は今日の仇。
昨日の花は今日の夢
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。昨日の花は今日の塵 (ちり) 。
昨日の淵は今日の瀬
《古今集・雑下の「世の中は何か常なる飛鳥川 (あすかがわ) 昨日の淵ぞ今日は瀬になる」から》「明日は淵瀬」に同じ。
昨日は人の身今日は我が身
他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないこと。人の運命の予測しがたいことのたとえ。
昨日や今日
ついこのごろ。最近。昨日今日。
きのうきょう【昨日今日】
1 昨日と今日。 2 つい最近。このごろ。「—に始まったことではない」
きのうご【機能語】
《function word》米国の言語学者C=C=フリーズ(Fries(1887〜1967))の用語。語彙 (ごい) 的意味をほとんど担わず、主に統語的関係を示す非自立語。前置詞・接続詞・助動詞・冠詞・関係詞など。
きのうしゅぎ【機能主義】
《functionalism》 1 諸要素の機能や相互の関係に着目し、それぞれが全体の維持にどうかかわっているかという観点から、文化・社会現象をとらえようとする立場。 2 建築・工業などで、余分な装飾を排し、用途に応じたむだのない形態・構造を追求する傾向。