「九竅 (きゅうきょう) 」に同じ。
生き血を吸うこと。
目から血が出るほど、ひどく泣き悲しむこと。
「勅勘の御心情想像に堪 (たえ) ず実以て—の至りに奉存 (ぞんじたてまつり) 」〈染崎延房・近世紀聞〉
出典:青空文庫
・・・は、弱い者苛めをする吸血漢の寄り集りということでした。 第一質屋・・・ 小川未明「貧乏線に終始して」
・・・、それから割り出して灸穴をきめるのであるが、とにかく脊柱のたぶん・・・ 寺田寅彦「自由画稿」
・・・、それを組にやって、吸血をまぬかれたというのである。組の現場監督・・・ 宮本百合子「くちなし」