綺羅を飾る
1 華やかに装う。「—・った宴の出席者たち」 2 体裁をつくる。見えを張る。「侍の—・りいかめしく横たへし大小」〈浄・妹背山〉
綺羅を磨く
衣服や調度の技巧を凝らしてりっぱにする。「播磨米 (はりまよね) は砥草 (とくさ) か、むくの葉か、人の—・くは」〈平家・一〉
きらこうずけのすけ【吉良上野介】
⇒吉良義央 (きらよしなか)
きらぼし【綺羅星/煌星】
《「綺羅、星の如し」からできた語》きらきらと光り輝く無数の星。地位の高い人や明るいものが多く並ぶようすのたとえ。「—のごとく並ぶ各国の元首」
きらよしなか【吉良義央】
[1641〜1703]江戸中期の幕府の高家。通称、上野介 (こうずけのすけ) 。名は「よしひさ」とも。元禄14年(1701)、勅使下向の際、江戸城内で接待役の浅野長矩 (ながのり) に斬りつけられて負傷。長矩は即日切腹、義央はおとがめなく、赤穂義士の討ち入りで殺された。→高家4
きらたつお【吉良竜夫】
[1919〜2011]生態学者。大阪の生まれ。熱帯雨林など植物生態学の研究で知られる。大阪市立大学教授のほか滋賀県琵琶湖研究所の初代所長などを務め、自然環境の保護にも力を尽くした。